三年前だったか・・息子の日本語の家庭教師を妹に頼んだ事があります。
インターナショナルスクールなので、日本語が疎かになっているのではと気になっていたのです。
しかし、これがなかなか・・・
日記を書かせてみれば面倒なのか、「今日の晩ご飯は焼き肉でした。すごくおいしかったです。」
あくる日も、その次の日も献立の報告は続く。
ダメだ・・苦笑^^;
本当は本を読んでもらいたかったのです。今はゲームという魅力的なお道具があって難しいのですが。
読書の醍醐味はいろんな世界の疑似体験が出来、そこから得られる知識や感動ではないでしょうか。
それがどれだけ自分の巾を豊かに拡げてくれることか。
息子がひとつでも、心に残る本に出会えたなら・・
そんなある日、学校から帰るなり「あー、悲し過ぎ、悲し過ぎるー!」
何事かと思えばそれは、教科書に載っていたストーリーがあまりにも悲しいものだったから。
何はともあれ、読んで感じる心があったのだと安堵したのでした。
私はやはり感性というものを大事にしたいのです。
こども達は皆、二歳半位から幼稚園に入ってますが、面談で先生にこんな質問をしてみました。
幼児教育で一番大切な事は何ですか?
先生は軽く微笑んで答えました。 LOVE
LOVE! それは全く予期しない答えでした。しかし、その四文字にすべての思いが込められているのは私にも伝わりました。
愛、この感性を司る脳という機関も又、体の一部という事実。
この脳を含めた体が健康である以上、母親の幸せな笑顔は子供の心の満足を呼び、それは又、他者への愛へと繫がれていくでしょう。
心の充足感は、すなわち明日を生きるエネルギーの源です。
其の為にも、家庭の要となる女性は、本来の在るべき姿の健康に回帰すべく新たな道を探そうではないですか。こども達の未来の為に。