幼児教育の大切さ

三年前だったか・・息子の日本語の家庭教師を妹に頼んだ事があります。
インターナショナルスクールなので、日本語が疎かになっているのではと気になっていたのです。

しかし、これがなかなか・・・
日記を書かせてみれば面倒なのか、「今日の晩ご飯は焼き肉でした。すごくおいしかったです。」
あくる日も、その次の日も献立の報告は続く。
ダメだ・・苦笑^^;

本当は本を読んでもらいたかったのです。今はゲームという魅力的なお道具があって難しいのですが。
読書の醍醐味はいろんな世界の疑似体験が出来、そこから得られる知識や感動ではないでしょうか。
それがどれだけ自分の巾を豊かに拡げてくれることか。
息子がひとつでも、心に残る本に出会えたなら・・

そんなある日、学校から帰るなり「あー、悲し過ぎ、悲し過ぎるー!」
何事かと思えばそれは、教科書に載っていたストーリーがあまりにも悲しいものだったから。
何はともあれ、読んで感じる心があったのだと安堵したのでした。

私はやはり感性というものを大事にしたいのです。

こども達は皆、二歳半位から幼稚園に入ってますが、面談で先生にこんな質問をしてみました。

幼児教育で一番大切な事は何ですか?

先生は軽く微笑んで答えました。  LOVE

LOVE!  それは全く予期しない答えでした。しかし、その四文字にすべての思いが込められているのは私にも伝わりました。

愛、この感性を司る脳という機関も又、体の一部という事実。
この脳を含めた体が健康である以上、母親の幸せな笑顔は子供の心の満足を呼び、それは又、他者への愛へと繫がれていくでしょう。

心の充足感は、すなわち明日を生きるエネルギーの源です。

其の為にも、家庭の要となる女性は、本来の在るべき姿の健康に回帰すべく新たな道を探そうではないですか。こども達の未来の為に。

船出

2014-01-03 16.37.52
明けましておめでとうございます。

カウントダウン以来ですが、2013年もようやく幕を下ろし去って行きました。

万歳!!

実のところ、古い問題の再燃もあり、私の2013年は、なかなか手ごわい一年でありました。

桜の花の散る頃には、息子から風疹をもらい寝込みました。(この歳で・・!)
まあ、なんとついてないのだと暗澹たる思いでしたが、ベッドで手にした本 イザベラ・バードのハワイ紀行は、清新な風を吹き込んでくれたのでした。

暗い寝室にいながらにして、ハワイの自然の美しさ、火口の神秘、植物の息吹きが、まるで眼の前にあるように感じられたのです。
100年前のイザベラ・バードの転地療養の旅は、そのまま現代の私の精神を含む肉体の回復への旅でもありました。

一体、毎日、何故こうも忙しく余裕が無いのだ・・・
よーく考えれば、あらゆる雑事に追い立てられる自分がいる。時間は大事だ。

更に、古い問題の再燃は、根本から解決していないが由の再燃だ・・・
原因は自分の内に、考え方にあり・・と至ったのでした。

風疹で伏せった十日間という時間は、深く内省する為の又とない機会だったわけです。

また、私の危機を察してか友人達が手を差し伸べてくれました。
優しい言葉をかけるだけでなく厳しい叱咤もあり、これは本当に私を立ち直らせる格好の愛の鞭でした。

2012年以来、身内の助けこそありましたが、ひとり仕事をしていた私は、ここで初めて同じ方向を目指す仲間の存在の有難みを実感しました。

今までは、仕事の形を整えることに精一杯の毎日でしたが、2014年は、それと並行して、お客さまや仲間と情報のみならず、様々取り巻く物を共有して行きたいと願っています。
何故なら、2013年、私自身が体感、実感したように、真の健康、安らぎに辿り着く為には、単に良さげな薬、食品など口にするだけでは到底叶わないであろうと考えるからです。

私達を取り巻く、現代の生活環境、因子が多種多様に影響を与えている以上、それらを深く掘り下げて見直して行く必要があります。
これは、未来に繫がる重要な課題です。

簡単ではないかも知れませんが、これは2013年が私に残していった置き土産なのです。

今、ここを船出とし、長い航海に出ようと思います。。さあ、出航のドラを鳴らそう!
免許なんてない。立派な羅針盤もないけれど!