究極のお断りは?

ゆく年来る年

12月は何かと忙しない月ではあるけれど。
前にも書いた、保険の仕事をしているSさんのことが、どうしても気になり、忙しい中、先日、出て来てもらいました。

まずは、緑内症、心配していた眼圧も大丈夫ということで、いよいよ本題に。

前回、私が彼女から聞いたストレスの中身は、何人もの人から借金を申し込まれ、断れない事。
ほとんど返らないこと、更にお付き合いや義理に絡んで、毎月4件もの健康食品を定期購入しているとのことでした。
人の良いSさんも、ここまで経済的な負担が重なると、それは大変なストレスですよね。

確かに、親しいお付き合いの中での貸し借りあるでしょう。
でも、Sさんのはどうも違うように見えます。
現に彼女はそれが原因で具合が悪くなったのではないかと危惧しています。
彼女にも2014年に向け、新たな目標や希望があり、仕事への抱負も語ってくれました。

私は、これを契機にいらない義理や、悪意なお付き合いの関係を思い切って絶つよう進言しました。
私と違って、彼女はフルタイムで仕事をこなし、母親の介護もしています。もう、そう決心するにちょうどいい機会だと思うのです。

とはいえ、優しい彼女のことです。断り切れるのか、私は心配・・・

今夜は大晦日で紅白歌合戦ですが、究極のお断りのパフォーマンスを披露したサザンの、あの桑田圭祐をいつも思い出してしまうのです。
ある年、サザンが出場ということで楽しみにしていたのですが、彼は何と大御所 三波春男の出で立ち、和服姿に白塗りの顔で「お客様は神様ですー」なんて連呼したものだから。
もちろん、翌年のオファーは無いですよね。(笑)
(NHK怒り心頭だったとか・・・のちに週刊誌で読みました)
ストレートに辞退せず、茶目っ気でお断り同然のパフォーマンスを披露するあたりは、これも彼独特のセンスなんでしょうね。

普通な私たち、彼女がこれからどう断る姿勢を立てていくのか。
カウントダウンの横浜港の汽笛を聞きながら、祈りましょう。
ゆく年よ・・・悪縁共々連れて行け!

ハマのヒロシはスーパースター

今年もヒロシ
昨夜26日の大忘年会パーティーで、横浜の2013年は締めとなりました。

もうかれこれ参加して20年近くになるでしょうか。

ヒロシ&キーボーと言えば「3年目の浮気」ですが、既にTV画面から遠ざかっていた彼が、年に何度も集客しコンサートを開くのを、よくこなしているものだと、失礼ながら感心していたわけです。

それが、ここ数年の黒澤さん、実にいい感じに進化して来てるんですよ。

中央のダンスフロアは年々踊るひとで狭くなり、老若男女が上は90歳のおじいさんまで!

2013-12-26 21.55.04

秋口だったか・・・私、黒澤さんに言いました。

“ずーっと長いこと何気に参加してきたけれど、最近になって、黒澤さんの継続する力に本当にしみじみすごいなーと感心してます” と。

なんだって今になり、私の口からそんな言葉が出てくるのか・・・

何と言われようと、Myスタイルを貫く姿勢に正直、負けた・・・って感じかな。

そんなこんなで、不器用なくらい真面目一直線な黒澤さんの熱いステージで、今年も大忘年会となったのでした。

私たち、今まで、大人しく座ったままでしたが、来年はフロアで皆踊ろうと約束しました。

仲間も増やして:)

黒澤さんに負けていられないです。

来年、私は私たちのステージを作ろう!

かくして2013年は去って行く・・・(^^)/~~~

子宮に忘れ物

子宮に忘れ物

時々 こんな記事を見かけるけど。

開腹手術の際にお腹の中にタオルを忘れてしまったというのを新聞で読んで。

そんな、他人事のような話

 わたしにもあった あった・・

末っ子を出産して、半年後。

それは、突然産まれた! いえ、出て来た。  

何だか分からず、拡げてみると30㎝四方もあるガーゼだった。

半年も子宮の中にありながら消毒薬の匂いプンプン。

驚いた私は、産院に駆けつけて、それを見せた。

婦長さん、顔色が変わった。

どうも、” 招かれざる客 ” って感じな私。

診察室に入ると、先生は熱が出なかったか?と何度も聞く。

“全然ないです。” とわたし。

先生、” おかしいな・・異物があると熱出るんだが、おかしいな・・おかしいなぁ・・” を連発するばかり。

本当は、先ず言わなければいけない言葉を、先生 避けているなあと察して、わたしは産院を後にした。

何かあれば、訴えられるご時世で、それも大変かもしれないけれど。

寂しいもんです。

それにしても、私の子宮よ。

6度のお産に耐えた上に、体に熱も出させず、

コロコロに丸めたガーゼを遂には外に出してくれて本当にありがとう!!

丈夫で良かった。

健康は、お守りです。

全然違う話ですが、本家 白い巨塔のニヒルな魅力の財前教授 。 田宮二郎 素敵でした♪

Jazzyな夜

Jazzyな夜

ヴァイオリンは、よく官能的な楽器と言われるけれど。
わたしの中では、クラシック音楽の端正な美しさでもって聴かされてきたものだから、ちょっと官能という部分では、入るスイッチが違うのだった。

ある夜、夫のお付き合いで(お義理モード・・) イタリアンのお店に出向くことに。
その店の木製の扉のなんて重厚で大きいこと!

日本離れしている。

食後に演奏があると聞かされて。。
あら、そのスイッチ入らないヴァイオリンだヮ・・
ただ、ジャズという領域がわたしには未知数だ。

かくして、ワイン片手に演奏が始まったのだが。
一曲も終わらぬ内から、その自由闊達なjazzの旋律に魅入られ、めまいのような感覚を覚えてきた。
それは、ワインのせいでなく、誰だろう。。
幻のように立ちのぼってくる姿?
あぁ  もうこれって立派に官能の領域だ。

誰かって・・?

それは、韓流スターでも、どこの誰でもいいではないか。

音楽は熱い癒しと前に書いたけれど、内に眠るこういう感性を引っ張り出されるのも悪くない。
幾つになっても、感覚は大事にしたいんです。

そのお店のオーナー、実は長男が幼稚園の頃のママ友でもあった。
20年も前、ご主人が急逝、彼女のここまでの道のりには色んな苦労もあったと思う。
今、屈託のないおおらかな笑顔を見ると、乗り越えて来たであろう人の底力を感じるのだ。
そして、そこへ集う人々も、皆おなじ時間を共有し、心から楽しめる大人の余裕を持ち得た人なのだ。

そのヴァイオリン奏者 寺井尚子の素晴らしいのは間違いない。
しかし、あの場には、確かに琥珀色の温かい柔らかさがあった。峠を幾つも乗り越えて来た人だけが知る人生の隠し味のようなもの。そんな言ってみれば、Jazzy な人々のオーラが充満し、官能とも云える特別な夜へと誘ってくれたに違いない。

もし、あなたの心の真ん中に、マイナス負の感情が陣取っていたら、すぐに遠く隅っこのほうに引っ越しさせよう。

なくすのが難しいのはわかる。

心の真ん中にドーンと置くべきは、やはり幸福感や夢や希望に繋がるプラス正の要素であって欲しいのだ。

物減らしの断捨離の本が相変わらず売られているけれど、本来の目的の内なる精神の断捨離に早く取りかかろう。
それは、誰でもない、自分にしか出来ない作業です。
そして、その向こうに、自由闊達なJazzy なあなたが待っているとしたら?

あの店の重たい大きな扉をグイと押し開き、入って本当に良かった。

出会いは、Jazzばかりでなく、新たな人とのご縁も頂きました。

又、ひとつ。

喜びという石を、心の真ん中に置いてみよう。