姑の昔ばなし

姑は傑女だった。

もう、他界して10年余りになる。

ご機嫌な時には、よく昔ばなしを聞かされたものだ。

これは、義母が島根県の山あいの小さな町に暮らしていた頃のこと。

山菜を採りに、山に入った所で、大きな蛇に遭遇してしまったのだ。

青大将だ。蛇は、鎌首持ち上げ、追いかけてくる。

驚き慌てて山を駆け降りるが、身重の身には辛い。

流産してしまった。

昔のことで、医者も近くにいない。
出血に、晒しの布を幾重にもあてがうが、なかなか止まらない。

顔は血の気が失せ、蒼白くなってゆく。

そこへ、ご近所のお婆さんがやって来て、教えてくれた。

”  血、作るのに、ホウレン草をたくさん湯がいて食べたらいい。”

言われたとおりに、義母は大鍋でいくつもホウレン草を湯がいて食べたとか。

確かにホウレン草は、ビタミン、葉酸が豊富、鉄分も多い。
貧血には、ぴったりな食材と言えよう。

その当時の暮らしの中で、野菜がクスリに替わる位置ずけとしてあったことが。

ごく当たり前のようにも、意外なようにも私には思えたのです。

その後、ホウレン草は、アニメ ポパイの登場で、スーパーフードに。

” Popeye  the  sailor  man~♪”

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誰もがホウレン草を讃えた(*^ー^)ノ♪

続く。

最速カップル

プロ野球の試合って、実はじっくり観たことがない。

それが、この間の日本シリーズ 楽天-巨人戦以来、野球ってなかなか面白いなぁと思うようになった。

ほかにも、同じように感じた人がいたのは、やはり、あのゲームには、何か惹きつけるものがあったのでしょう。

聞けば、前日の田中投手は、60球投げたので、もうその段階で彼の両腕は、毛細血管がパンパンに腫れ上がっている状態だったらしい。なので、それを、あと一回くらい投げても・・と簡単に言えるものではないらしいのだ。

しかし、その限界を越えて投げたのだから、やはり田中投手のパワーが並外れているのだろう。

スポーツ選手の情報収集アンテナは、皆、かなり、高いという。 限界ぎりぎりまで自己を高める為には、栄養バランスにこだわった食事は当然だし、誰もが更なるプラスアルファを、常に求めているという。 実際、まだ、広く普及されていない物も、その世界では、誰もが知っていたりするわけです。

その献身ぶりが話題になった、妻の里田まいさんのすごいところは。

情報で得たやるべきことを、着実に実行していく素直さ、謂わば、素直力だと私は思っています。

素直に実行して行くので、その効果は早く見られるだろうし 手応えが感じられると更に、その素直力は促進されていったりして。

そんな正のスパイラルに全てが回って行くと、目標や夢という言葉が俄に現実味を帯びて、頑張る力となって行くのではないだろうか。そんな風に感じましたね。

これは、野球をよく知らず、あの日のゲームとTV画面に映る里田まいさんの表情やコメントから、わたしが勝手に思い巡らしたことですが(^^)

それに、里田さん、なかなかの忘れ上手とお見受けしました。 忘れ上手に素直力 これから、何が来ても乗り越えていくんじゃないでしょうか。

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心と脳

” これを食べていると愛するようになります。”   確かにそう聞いた。

“愛するようになる”

変わった宣伝文句だなぁ・・と、そのフレーズは、脳ミソの記憶の棚に放り込まれた。

今 高校生の息子がお腹にいた頃だ。
からだには正しく栄養が必要だと思っていた。

脳は何だか特別な器官だ。

胃や腸とは違う。
神経細胞が網の目のように張り巡らされ、あらゆる情報の伝達が行われている。
そうして、私達は食べたり、笑ったり、考え、記憶もする。

理屈では、心や感情も、脳の神経伝達物質によってコントロールされているのだ。

アドレナリン、ドーパミン、セロトニン、ガンマ-アミノ酪酸(ギャバ)など、あ~るある100種類はくだらない。
ここに、正しく不足なく栄養が届けられなければ、精神や心のバランスを崩しかねない。ましてや、化学物質や環境ホルモンなど、とんでもないのだ。

しかし、理屈で聞かされても、何となくイメージがわかない。
心や感情は別のところ、見えないところにあるようにも思う。
今ひとつ、ぴったりこない。

そこへ、この山本祥園さんの病気の表を突き付けられると、いっぺんに脳が理解するという不思議。

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著者  山本祥園

さあ、つべこべ言わず、黙って身体が喜ぶごはんを作ろう。
正しく栄養を摂りなさい。
デトックスもしなさいよ。

脳は、私の真意を汲んで、さっそく指令を伝達したに違いない。

キャベツ

キャベツ

女優の輝くような美貌の原点は、キャベツ炒めか・・・

キャベツという言葉は、いつも あの妖艶な魅力を振りまいていた女優 松坂慶子の若かりし頃の姿を思い出させる。http://www.youtube.com/watch?v=V17FlSNJsE4

あるインタビューで、女優の母は語る。

” 暮らしが、苦しかったからねぇ。。毎日まいにち、キャベツをごま油で炒めておかずにして食べさせて。。それでネ、あの娘が、肌がまーっ白で!

” その時わたしは、毎日キャベツというその話しに、あっけなさというか。 意外さのような物を感じたのを今もよく覚えている。

もちろん、その美貌には生まれながらにしての素地もあったでしょうけどね。

キャベツは、歴史を紐とけば、ローマ時代には健康食として(ビタミンC ビタミンU) ギリシャ時代には、薬用(胃腸病)として食されていたのだ。

体重をなかなか落とせない、ファスティングは無理、料理に時間がかけられない。野菜が足らない。 そんな方には、キャベツをメインにしたサラダが、手軽で安価、簡単な上に早道です。

それも、お皿にたくさん。

たーくさんです。

出来ればその時々で、色の濃いブロッコリー、パプリカ、人参、トマト、ハーブ、木の実、マメ、海草 はたまたアボガドや気になる食材など、好きなようにプラスしていければ最高。

これも不思議なもので、毎日そうしていると、野菜がない食卓はもの足らなくなり、逆に多くなりがちなごはんやパンなどの炭水化物は減っていくでしょう。

野菜を欲するように、体が勝手に転換していってくれるわけです(^^)

最近は、健康サプリを摂っている方も多いので。

サプリを摂りながら、野菜からのビタミン ミネラル をダイレクトに口に入れる。

いえ、反対だ。

口から野菜をたっぷり食してビタミン、ミネラルを摂る。そのベースの上に健康サプリを摂るので、その相乗効果というものが期待されるでしょう。

更に、油の選択、白砂糖の除去、白米から雑穀、発芽玄米など、からだにいい要素を出来るところから、プラスしていけばいいわけです。

一度に、すべて、完璧にはなかなか大変。

臨機応変 やりやすく

これは長続きさせる為のおまじないです。

この抱えるのも大変なおばけキャベツ、たまたま横浜高島屋で見かけて、珍しさにパチリ。それが、その日の夕刊に、当の高島屋も含め、百貨店の食品偽装の記事が載っているではないですか。

怒るのを通り越し、キャベツも騒ぐ世間を冷笑してるに違いない。

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アンパンマンの歌

アンパンマンの歌

誰にでも、幼い頃聞いた懐かしい歌やメロディがあると思う。

ひと月ほど前、ソウル土産に頂いたCDは、新鮮な驚きを持って現れた。

チョー ヨンピル!

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今回、新曲の「ハロー」(http://www.youtube.com/watch?v=t9AhglqU0gsが大ヒットで、何でも日本公演は15年ぶりとのこと。

CD を懐かしく眺める私より、演歌歌手など興味もない20代の娘が好きになり、コンサートもぎりぎりチケットを調達。

意外な展開に、わたしは遠い記憶を手繰り寄せてみた。

20年も前になります。

当時、私は子供達の学校の送り迎えが毎日の日課で、車の中では必ず、音楽が流れていた。
特に、わたしはサザンとチョーヨンピルのCD を頻繁に聞いていて、その合間にディズニーの映画音楽などを流していたのだが。

サザンや、ディズニーは、みんな大好きで覚えていたが、さすがにチョー ヨンピルの歌はたったひとつ   ♪オンマや~♪♪のフレーズが有名な曲を除いて何にも覚えていないのだった。

さもありなん。。韓国語だし。

覚えてないと言いつつも、彼の一音一音 迫力のある発声と体全体から発せられる、何だろう・・
岡本太郎の”芸術は爆発だ!”  と対極の
静かな熱情がダイレクトに魂を揺さぶるものだから、静かなバラード調など聞かされたらたまらない。

20年もずっと眠っていた懐かしい旋律まで呼び起こしてくれたに違いない。

音楽は熱い癒しです。。
懐かしい思い出まで連れてきてくれる。
ストレスフルな今の時代にこそ、たくさんの人たちの大きな力となっているだろうと思う。

今朝、運転中のこと。

ウン?!
ラジオからアンパンマンの主題歌が!

すましてボリューム上げて、助手席の反抗期真っ盛りの高校生の息子を横目でそーっと見ると・

なるほど、首が上下にリズムを取っているよ(^^)
童心に帰ってるなぁ (笑)

音楽は無限。

ダーウィンのいうとおり

連絡を貰い、久しぶりに保険の仕事をしているS さんと横浜駅でランチを。

数ヵ月ぶりに会う彼女は顔色もいいし、元気そうだ。

用向きは、どうも今まで飲んでいたビタミン剤をやめて、以前話した水溶性ケイ素を飲んでみたいとのこと。

” 何故 突然?”     わたしの問いに

“それがね・・最近 ちゃんと飲んでるんだけど、眼が痛いし 痒いし。眼圧が高いと思う。。緑内障なのよ。前はそんなことなかった。飲めば調子悪くならなかった。”

思わず、私はじっとS さんの瞳を覗きこんだ。

そして 先ず珪素は

*人体の大事な器官に多く含まれる成分であること”

その働きのうちの

*血管壁に付着したコレステロールなどを除去して血管を強くする
*毛細血管を通じて体中に栄養成分を行き渡らせる

これらを再び説明し、先ず飲むことと外からの10倍希釈珪素水を眼にスプレーするとよいことを伝えた。

“眼球にも毛細血管があるものね。。”

母親の介護をしながら、70までは健康に仕事を続けたいというSさんの真剣な語り口に、わたしはどこまで寄り添っていけるだろうか。
身内には眼の悪い人はいないらしい。
遺伝性でないだけに、自分にもストレスがあり知らず知らずに病を招いたのかとも、意外なことを口走る。
自分なりに原因を探っているのだ。

これからも年を重ねる毎に、身体の調子は変わっていくでしょう。
いいときもあれば、不調のときもある。

情報は山ほどあるけれど。

そんな時は、こだわりを捨てて、自身のからだの声を、心の声を先ず聞いてみよう。
S さんの再び健康を取り戻そう生活は始まったばかり!

いつだったか、ラジオから聞こえた心に残る言葉

“本当に生き残れる者は、強いものでなく、変われる者である。”   by ダーウィン