杖はいらない

ここ数日、連休で人が多いのもあるけれど、横浜駅あたり、ステッキをついた女性が何人か目について。

以前より、多くなったように思うのは、気のせいでしょうか。

(近頃のステッキ、、おしゃれですね。)

 

今日は、朝早くからいいお天気で、高校生の息子は自転車で世田谷まで行く!と、携帯のナビを頼りに行ってしまった。

こんないい日に、じっとしておられるか!・・・ と言わんばかりに。

それでいいのです。。

命短し、恋せよ乙女、、 走れ男子だ。

 

そこへ、息子と入れ違いに、七十代の母がやって来て、家に入るなり、足が痛くて階段上るのがしんどいという。

周りの友人たちもみんな膝が痛くなり、痛くなったが最後それは続くのよ・・・と、もう当然のように話す。

腰にくる人もいれば、膝にくる人もいて加齢なのだから仕方ない・・と諦め顔。

母は、その丈夫な体を、ついつい過信して頑張ってきたひと。

丈夫も使い放題では底をついてくるが、わたしだってそんな母の姿は想像しなかった。

しかし、手はあるのだから、諦めないで欲しいのです。

 

母とおない年のルリ子さん、今も、支障なくどこへでもお元気に行かれます。

何より無理をしない生き方かもしれないし、間違っても、もう今さら・・・とは言わない。

やはり、ケイ素(作用のひとつとして、骨と歯の強化)に関心を持たれたのも彼女らしい。

強さ、、というより、コツかな。。

がむしゃらに頑張るでなし、そこそこ楽しく、シンプルに、健康に暮らす術、、コツを知っているのです。

そこはかとなく、楽しげな彼女には、ステッキを突く姿は似合いません。。

 

わたしたちだって、年を重ねる、視力も筋力も衰えるでしょう。

けれど、日々意識し、対応策を実践することの積み重ねは、将来、別な風景を呼び起こすにちがいない。

わたしは切に思う。

明日に杖はいらない、スキップしましょう♪♪♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女の変わり時

昨夜は、TVK(神奈川テレビ)のスタジオで、スプリング・ダンスパーティ 第1回目が催されました。

スローガンは、車椅子で踊りましょう♪♪

女性の司会は、クリスマスパーティでも、十数年お願いしているフリーアナウンサーの里美さん。

開演前にご挨拶をと、彼女を見つけ 「こんにちは!今日もよろしくお願いしま~す。」

彼女も微笑みながら、こんにちは~、待ってました!とばかりに、これまた言葉を浴びせてくる。

 

「あの、、わたし、あの酵素やってみようと思うんです、ちょっと、最近太ってしまってなかなか戻らなくって、、、代食になるでしょ、、あれ、3本で何日かやればいいんですか?えーーっと何本でしたっけ、、??それを何回か繰り返すんですか??・・・・・・・・」

今まで、お互い1回も話題になったことがないのに、矢継ぎ早に聞いてくるものだから面喰ってしまい、少し落ち着かせようと、聞いてみました。

「里美さん、おいくつになりました?」

いつまでも、30代の感覚で見ていた私も、実際の年齢を聞いて再認識。 まさに、更年期の年まわり。

といっても、最近、人それぞれ状況は違うようですね。時期も症状も。。

ただ、わたしの思う38歳の女の岐路を実感してないので、彼女にとっては、今が最初のわかれみちな訳で、、、悩むわけです。

「38歳くらいで、何も変わりがなかったのなら、若いわね。」

 

38歳、それは、まさにそこを境界線として、代謝が落ちるのです。

今まで、食べ過ぎたとしても、ちょっと動けばすぐに体重も落ちたものが、ガンとしてもどらなくなる魔の境界線。

実際、わたしが体験したことですが、友人、又、その母親もそうだったというのですから。。

当時、友人のお母さまから聞いたことは、ホルモンバランスが崩れる年回りなんだそう。

自分の経験と見事に一致していたので、印象深く覚えているのです。

 

「太った心当たりは?何かあります?」

何でも、毎日外出せず犬の看病をしていたら、太ってしまい、それからどうしても、何しても戻らないのだと。

とにかく、何とかしたいと焦る彼女を横目に、今度は男性の司会者が、もう開演時間だよ~~と焦る。

 

「5分では話せないから。後日、都合のいい日に会いましょう。そんなに悩むんなら、連絡してくれればよかったのに。。」

彼女がわたしを見るなり、突然まくしたてたのは、悩みの深さなのでしょう。

 

38歳にしても、50にしても、変わり時を上手に捉えれば、それは老化ではなく成熟美へ向かいます。

単なる老化か、成熟美か。

この、天下分け目の決戦に、酵素もケイ素(シリカ)も、その働きは重要です。

 

「ああ、やっぱりお元気ですよね~」

電話の前に、もう一度、彼女は元気な私を確認したかったのかもしれない。

 

旅の道標

何年ぶりだったのか。。

久々のロス、子供たちを連れて何度か訪れたその街は、ハリウッドやサンタモニカの想い出がいっぱい。

しかし、向こうに娘がいるものの、一体どんな旅となるのやら、探検に出かけるような心持ちで飛行機に乗ったのでした。

 

機内で、映画を観るのに、時期的に良かったのか、アカデミー賞の作品がいくつもあり、ラッキー!思わず笑みがこぼれてしまう。。

さて、どれを選びましょうか。 ☆ダラス・バイヤーズ・クラブ  実話とある。

治療薬普及のために国や製薬会社と戦った男の実話、1985年。

ウーン、のっけからいつもと違うわね、、、でもこれ、これから始まる旅の大事なエピローグなのです。

 

主人公のロン、電気工でロデオカウボーイの彼が、エイズで余命30日と言われてからの変貌ぶり、というか、およそ理屈を超えた生きるという本能の目覚め。

栄養知識など無縁の彼が、メキシコの元医師から、飲んでいる臨床薬の副作用の怖さ、ビタミン、ミネラル、亜鉛で、免疫力を高めろと、言われる場面では、ひとりそうそう!と大きくうなずいてしまう。

結局、本能の目覚め、反骨精神は、もっと奥深くロデオカウボーイの生きている意味まで引っ張り出し、偏見や弱者への視線をもあぶりだす。

映画である前に素晴らしい実話なのだ。

 

ガイドブックではない。

旅のはじめに大きな道標に出会いました。

 

 

時差ぼけしない女

そう・・それはわたしです。

今回、成田を発つ前に、横浜駅の銀行で、ドルに両替したのですが、いつもの外為の受付嬢がこんなことを言うのです。

「大変ですよね、10時間くらいでしょう、疲れますよね~。。」

時差ぼけを言ってるんですね。

「大丈夫(^^) 時差ぼけしないから。」
その答に、彼女は意外そうな顔をする。

「前は着いた日から、一日半はだめだったけど、酵素とか、けっこう飲んでからいい感じなのよ。」

これは、何かの本で読んだのだけど、酵素の働きとして、体内時計が変わる、時差ぼけしなくなる、という記述があり、実際そうなったことで、私も驚き、納得したのです。

興味深いことですが、体にいいものを入れることで、それは確かにいい変化をもたらします。

時差ぼけに関して言えば、飛行中に、徐々に体がこう言って来ます。
今は、日本は、〇時、アメリカは〇時、、こう意識しながら、どこかて、微調整をしながら、どこかで、うまくスパっと切り替えをしているのです。
睡眠の長さより、感覚の問題のほうが大きい。

それは、酵素で、本能が正しい方向に修正され、ケイ素で感覚が研ぎ澄まされてくる感覚でしょうか。
それは、わたしも最近になってよく感じられるようになりました。

さて、会話に戻りますが、はなしは意外な方向へ。

受付嬢が言うには、自分も酵素を買って、代食として飲んでみたのだけど、気持ちが悪くなってダメなんです、と。

今度はこっちのほうが身を乗り出す。

「どこのを飲んでるの?」

それは、わたしも試飲したことがあり、およそ代食、食事の代わりとなるような代物ではない。

「それ、もう、ただのジュースと思って飲んだほうがいいよ、代食にはならないし、成分に添加物とか余計なものばかりたくさん入ってるから。。」

実際、メーカーの人もダイエットコーク感覚のジュースと苦笑しているわけで。
そんなものを、知っている女性が、何の疑いもなく、信じて飲んでいるのを知るのは、やるせない。

飲まないほうがマシ!なのだ。

20代の溌剌とした若さは、余計なものを摂ることで、逆に若さや美しさを損ないかねないです。

「今度、教えてください、アメリカのか何かですか?  わたし、、週末、結婚式で沖縄行くんですけど、大丈夫ですかね。体持つかどうかわかんないですよ。。」

本来、楽しみである筈が。
不調を訴えるような口ぶり。

今まで、縁あって、花火大会も一緒にみたりしていたのに。
酵素&ケイ素 を伝えたことも、その仕事をしていることも話したことがなかった。。

「大丈夫!教えてあげる。帰ったらね♪」

この娘さん、元気にしてあげたい。

あと5年

主婦の朝は忙しいに決まっているけれど。

ベトナム勤務だった長男が突然戻ってからは、目がまわる。

 

グラスを並べ白湯を注ぐ。これは、先ず飲んでもらって。

次に特製ドリンクを。 シェーカーに、酵素原液、プロテイン、亜麻仁油、豆乳、モリンガ、黒糖etc

もちろん、どちらもケイ素を垂らして・・・ぐいっ!

 

アトピー歴が長い彼は、自分のからだをよく知っている。

3年前、酵素を飲み始めた頃は、見たこともないデキモノが、額にたくさん出たのだそう。

それも、右半分に1週間、左半分に1週間

それからは、足に、ボコッツ、ボコッツと忘れた頃に表れる。

出来ると必ず見せます(笑)

好転反応というやつは、その字のとおり、良くなる過程の目印。

見せなくちゃ・・・デス。

 

朝、出掛けに、身支度しながら、「あと5年、、、、5年みてるよ。」

迷いもなく言い放つと、自転車にまたがり行ってしまった。

それは、身をもって知る彼自身の見立て。

一番の主治医は、本人自身なのです。

 

 

 

 

いつ治る?

皮膚科選びは、むずかしい。。

娘 三女は、小さな吹き出物が気になって仕方ない。

顔を真近から見ないと分からないくらいのブツブツなんだけど。

 

近所には、白いモダンな5階建てのビルがあって、それ全体が皮膚科なのです。

他に、皮膚科がないこともあって、いつも混んでいるんですね。

娘は、その病院で診察を受け、処方された薬を、顔に塗ったのでした。

年頃の娘のこと、皮膚科に行ったとも、薬をもらったとも、逐一母親に言いません。

三日後、階段を駆け下りて私に訴えるまでは。

 

皮膚が薄赤く、むくんでいる顔を見て何が起きたか、すぐに理解しました。

ただひとつ、予想外なことは、顔が痛い  「痛い」と言ったことです。

「何をつけたの!」

強めのステロイドでした。

 

薬剤師の従妹に確認すると、やはり、その薬、顔が痛いという声を聞くんだそうです。

何故、そんな強い薬を?

人あたりのいい女医さんの顔を想い浮かべるのだけど、患者の、一日でも早くブツブツなくしたいオーラに負けたとしか、思えないのです。

そこでは薬だけでなく、洗顔や低刺激の化粧品まで、手広く紹介しているのですから。

診察室に居合わせなかった私は、いつもの癖で、ついつい勝手な想像をしてしまう。(笑)

 

シーンは変わり、横浜駅近く。

その皮膚科は老先生の評判がいいと聞き、やはり、ブツブツが気になる次男と行きましたが、

座るところもないくらい、外の階段まで人、人、人。

皮膚科が少ないのか、皮膚疾患の人が多いのか驚いてしまいます。

 

やっと、息子の番になり、今度は診察に立ち会いました。

風疹の跡も、気になるブツブツも、保湿剤程度のクリームと、「チョコレートはいかんよ!」のご注意ですみました。

それでは・・・と、立ち上がったその時です。

ほとんど喋らない息子が、「いつ、治りますか!?」

老先生、くるっと振り返り、「治らん!!! そんなの病気じゃない。若い時はみんなそうだ!」

・・・・・・・・・・・・・

先生、ありがとうございました。

みんな、何でも早く治りたい病なんです!

 

 

 

ボヘミアン

化粧品、何使ってるんですか?

 

よく聞かれるんですが、答えるのが難しい。。

そう、ボヘミアンな私は、実に色々試して来たのです。

それを、語り出すと長くなってしまうのですが、今回は失敗談を披露しましょう。

 

たまたま、その時は、TVショッピングで化粧水の宣伝をしてました。

何でも、優秀なサラブレッドの馬プラセンタ配合が売りのその商品。

2本セット特別価格のうえ、社長が悩んでいたひどい肌が見事に回復したという体験談付きです。

買いましたよ~。珍しく。

一週間パタパタ。。パタパタ。。全然わからないなあ。。

正直ただの水でしかない。

 

暫くして、その商品の会社から、電話がかかってきました。

感想を尋ねられたので、全然わからないし、いいとも思わない。一体、プラセンタはどれくらい入ってるんですか?と逆に質問。

すると、「企業秘密です。半年くらい使ってもらわないと効果出ません。」

あら。。秘密ですか。。

「ほんとに宣伝通りなら、一週間でわかりますよ。もう、パンフも電話もお断りします。」

 

一週間という時間は、過去の経験則が言わせるのです。

肌が実感として、なんとなくでも答えを出してくれますから。

 

というわけで、化粧水探しの放浪はまだまだ続きそうです。

 

 

 

 

ステロイド

それは、18の夏のこと。

初めて、メイクをした大昔のこと。

 

洗顔に始まり、化粧水、乳液と一度にあれこれつけたものだから、若い肌はびっくりしたのかも。

疲れた肌が気になり、近所の薬局へ行った。

若い女主人は気さくでよく相談に乗ってくれていたし、勧められるままに一本の薬を買ったのです。

 

彼女は、薬のショーケース越に身を乗り出し、小声で言いました。

「この薬、つけると肌キレイになるよ、クリームみたいに使ってみて。」

何の疑いもなく使って数日後、顔が真っ赤になって、そこで初めて、薬の正体を知ったのでした。

 

知らないよりは、知っていたほうがいい。

薬局で、勧められるまま、言われるまま、使って失敗したステロイド。

無知で失敗したこの一件は、これから関わるであろう出来事の判断の根っこになったのです。

 

 

 

 

千年桜

季節が衣替えをして、冬から春に。

梅や桃のピンクに始まり、色とりどりの花が咲くと。

真っ白なモクレンの花を見ると。

春だからと言って、桜でなくても、いいような気もしたりして。

 

ところが、今日のように見事に満開な桜の花を見ると、やっぱり桜なのだ。

横浜の桜もいいけれど、私が想うのは京都、奈良のそれ、

桜の樹の下には千年遡り、西行の姿が見える。

 

西行の短歌、それは今もって人の心を深く揺リ動かす。

 

若くして出家した西行が、日本の四季折々を詠んだ。

というよりも、私たちの知らない豊穣な自然の四季が、人を歌人に、哲学者にしたに違いない。

 

 

 

才食兼備

ここ一年、お世話になっている歯医者さん。

彼女は歌うように喋る。

常に、ゆったりと、包容力でもって言葉をかけてくれるので、治療にありがちなストレスもない。

かと、思いきや、治療の手際もいい、早い。

それに、何より、審美眼のセンスが安易な妥協を良しとしないのだ。

 

そんな優秀な先生、実は、マイブランドの酵素のファンでもあります。

彼女は確か、野菜をあまり食べないのです。

やはり、便秘解消と美肌に酵素が一役かっているらしく、折々に感想を、聞かせてもらえるのが楽しみでもあります。

 

以前は、疲れると、歯茎がよく腫れたのですが、最近はそんなこともなくなりましたね~と、健康談義が始まる。

 

最近、感じていることを、わたしは、先生に投げかけた。

「先生、実はね、、確かに私は元気なんです。元気なんですけど。。  時折、調子をくずす自分は、いつもの元気な自分とは違っていて、違和感を感じてしまう。でも、日常の自分は駅の階段もタカタカ上がるし!前より元気なんですよ。」

この変てこな発言に、彼女はよどみなく答える。

「それはね~♪ 確かにお元気なんですよ。元気なんです。 でも、過去、6人も出産されてるじゃないですか。産後、ゆっくり休めなかったり、無理したり、その時残っていた疲れが体の奥に隠れていてね、それが今になって、調子をくずすと~出て来るんですよ。」

隠れ肥満ならぬ、隠れ疲労!? 出来れば引っ込んでいてほしい!

はるか昔のつけを、体はかくも正直に忘れないものか。

先生はさらに、

「それと、アルミとか金属のデトックスするといいですよ。ケイ素飲んでらっしゃるし~、中国パセリ、料理に使うといいですよォ。プランタ―で栽培してもいいわね。」

やはり、歌うように話すのだった。

 

以前、製品にはなってない、原液の酵素を、可愛らしく小さな瓶で差し上げたことがあるのですが、ひと夏かけて、チビリチビリと完食。

それで、猛暑を乗り切ったのだと。

彼女の健康観は、きめが細かい。

摂るべき栄養が含まれる食糧は、今や、劣らずデトックスが必要な食糧でもあるのだと。

才食兼備な美人先生のおかげで、歯科通いはいつも、スキルアップの時間でもある。