その日は、冷たい雨降りで。。けれど、行かねば更新できない!
そう、運転免許の更新なのです。
視力検査を終えると、待っていたのは二時間の講習。
ああ、又、堅苦しい講義が始まるのだ、、
と、その日の講師は私の予想を裏切って、滑らかに、なかなか話が面白い。
その中で、「負の成功体験」という言葉が出てきました。
つまり、私達が一時停止や、左右確認など、ついついおろそかに行い、何事もなく済んでいるうちはいいけれど、その負の成功体験が重なれば、いつ事故にあうやも知れぬのだと。
思わずテキストの裏表紙に、急いでメモしましたね。
多分、あの場所で、メモしたの私くらいでしょう(笑)
「負の成功体験」 に甘んじるな という戒めですが。
まあ、大丈夫、これくらいいいだろう・・という日々の積み重ねは、人生のあらゆるシーンで大きな悔いと成りかねないわけで。
確かに、思いあたること多々あります。ありましたね。。
身近な健康のもとである、食。
大事でありながら、これほど人によって意識が違うのは何故なんでしょう。
三人がそれぞれ、胃がん、糖尿を患いながら、揚げ物、スナック菓子等を夜食に徹夜マージャン。
胃を切っても、後は、気に掛けない方もいます。
そうかと思えば、丈夫でないのを将来に備え、まめに栄養に気を配り、日々注意を怠らない人がいます。
意識のアンテナが高く、本当にからだのいいことをよくまあ、調べて実践するものだと、感心するばかりです。
わたしが、いいなと思う点は、それが情報の受け売りでなく、彼女が芯から納得したことを、掴んでいることです。
自分に合った整体を探すのに、何か所も訪ねたとか、生姜の粉末を紅茶にいれて、体温を一度上げるのに二年かかったとか。
簡単には諦めない。
今日飲んで、明日すぐどうなるという計算がないのだ。
そんな七十代の彼女がたどりついた結論は、おおかたの病気の根源は、血管の汚れにあると。
非常にシビアな彼女が、水溶性ケイ素を選んだのには、そんな理由があったのでした。
やはり、先天的に除脈のご主人とふたり仲良くゆっくり、毎日飲むのだそう。
観察眼の鋭い彼女が、どんな変化を見つけるのか、とても楽しみ。
悲しいかな、人は倒れて初めて気がつくもの?
負の成功体験に甘んじている人と、正の成功体験だけを積み重ねようとする人。
長い人生の間、どれだけの開きがあるか、明らかですよね。