皮膚科選びは、むずかしい。。
娘 三女は、小さな吹き出物が気になって仕方ない。
顔を真近から見ないと分からないくらいのブツブツなんだけど。
近所には、白いモダンな5階建てのビルがあって、それ全体が皮膚科なのです。
他に、皮膚科がないこともあって、いつも混んでいるんですね。
娘は、その病院で診察を受け、処方された薬を、顔に塗ったのでした。
年頃の娘のこと、皮膚科に行ったとも、薬をもらったとも、逐一母親に言いません。
三日後、階段を駆け下りて私に訴えるまでは。
皮膚が薄赤く、むくんでいる顔を見て何が起きたか、すぐに理解しました。
ただひとつ、予想外なことは、顔が痛い 「痛い」と言ったことです。
「何をつけたの!」
強めのステロイドでした。
薬剤師の従妹に確認すると、やはり、その薬、顔が痛いという声を聞くんだそうです。
何故、そんな強い薬を?
人あたりのいい女医さんの顔を想い浮かべるのだけど、患者の、一日でも早くブツブツなくしたいオーラに負けたとしか、思えないのです。
そこでは薬だけでなく、洗顔や低刺激の化粧品まで、手広く紹介しているのですから。
診察室に居合わせなかった私は、いつもの癖で、ついつい勝手な想像をしてしまう。(笑)
シーンは変わり、横浜駅近く。
その皮膚科は老先生の評判がいいと聞き、やはり、ブツブツが気になる次男と行きましたが、
座るところもないくらい、外の階段まで人、人、人。
皮膚科が少ないのか、皮膚疾患の人が多いのか驚いてしまいます。
やっと、息子の番になり、今度は診察に立ち会いました。
風疹の跡も、気になるブツブツも、保湿剤程度のクリームと、「チョコレートはいかんよ!」のご注意ですみました。
それでは・・・と、立ち上がったその時です。
ほとんど喋らない息子が、「いつ、治りますか!?」
老先生、くるっと振り返り、「治らん!!! そんなの病気じゃない。若い時はみんなそうだ!」
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先生、ありがとうございました。
みんな、何でも早く治りたい病なんです!