2歳児のスピードラーニング

スピードラーニング。  聞くだけで・・? フーム。。

よくよく思い出してみると、自分も同じようなことをしてましたっけ。

長女が幼稚園に入る前、毎日英語のビデオ見せてました。
オズの魔法使い。
優等生の選択かな。

まあ、少しでも英語に慣れることを期待してました。

ですが、子供もだんだん下の子になると、親のほうも力が抜けて来て、ちょっと変わったことしたくなるんですね。

5番目の子の時のこと。

彼女が2歳になり、そろそろ英語のビデオをと思い、試しにみんなが見ていたホームビデオを見せたところ、夢中になって見るので、そのまま毎日見せてました。

すると、午前に1回、午後に1,2回と・・そのうち飽きるだろうと好きにさせていたのが、そのまま半年もの間見続けました。

驚きましたね~今、思い出しても、凄い集中力。

魔の3歳児なんて、世間がいう大変な子育て期間は、同時に、素晴らしい才能開花の時期でもあるわけです。
何が幸いしたのか、いい経験させてもらいました。

その成果はきょうだいも認めるところなので、やっぱり、あれは、言葉ひとつ足して、スピード集中ラーニング。

但し、大人な私たちがこれを実行するには、一極集中して何倍も時間をかけてでしょう。。

2歳、3歳バンザイ!

この素晴らしい時期に、才能の種をまき、畑となる血肉を健やかに育みましょう。

静かな原風景

久々に横浜にも雪が。

それも積もらないボタン雪。

雪は、音もなく静かに降り積もるものだから・・・その静けさは幼い頃の原風景を想わせる。

日本海 柏崎 真っ黒い波のうねりは鯨波。

巨大な入道雲。

そして人っ子ひとりいない砂浜。

記憶には音がなく。 一枚の絵画のようだ。

一方、街中の、父親がほんの一年やっていたパチンコ屋の記憶は、威勢がいい。見事に音だけ。

多分その頃のお決まり?  軍艦マーチと流行歌 河は流れて(仲宗根美樹)。

この二曲は耳にこびりついて離れない。どうしてくれよう、お父さん!

視覚の記憶と聴覚の記憶は、別物ながら私の原風景にぴっちり納まっている模様。

そうして、時々、どこか懐かしさを覚える場面に出会う度、それは唐突に表れては私を驚かせる。

遠々眠れる自然の原風景は・・・色褪せる事を知らぬ記憶の絵画なのです。

心を撫でなで

今日は講習会があり、いざ新大阪へ!

席は、二人席の窓側。通路側席には既に男性客が乗ってられました。

背筋まっすぐのまま、その姿勢を崩さず、時折立ってはいなくなったり戻ったりで、誰かを探しているのかしらんくらいに思っていたのですが。。。

突然、こう言葉を掛けられました。

「その・・変な座り方したり、たったり歩いたりシテマスケド。腰が痛いからなんです。落ち着かないですが、変に思わないでください。」

意外な内容に驚きながら

「いえ。どうぞお気になさらず。。」

と、これまた、型通りの返答を。

真面目な方なのでしょう。。すごく痛そうなのを、じっと我慢しているご様子。

話しかけてみようか・・いや、迷惑かも・・など葛藤しているうちに、新大阪に着いてしまいました。

降り際、せめてと思い、「お大事になさってください。」と言葉をかけると,その方、すっくと立ち上がり頭を下げられびっくりしました。

その時、思いましたね。。健康に関わる仕事をしていながら、お隣の方に何故もう少し温かい言葉を掛けられなかったのか。何かお力になれますか?と、何故言えなかったのか。後悔することしきり。

前に誰か言ってましたっけ。

縁側で。 猫とひなたぼっこしながら、孫の頭や背中を撫でなでしながら、いい子だねーなんて おばあちゃんがやっているだけで、半分治ってしまうようなもの。

そんな心の処方が、大人でも痛みを持った人には大きな手当になるのかもしれない。

そうして、そんな処方を心のどこかで待ち望んでる人があちらこちらにいるのではと、思ったりしたのです。

幼児教育の大切さ

三年前だったか・・息子の日本語の家庭教師を妹に頼んだ事があります。
インターナショナルスクールなので、日本語が疎かになっているのではと気になっていたのです。

しかし、これがなかなか・・・
日記を書かせてみれば面倒なのか、「今日の晩ご飯は焼き肉でした。すごくおいしかったです。」
あくる日も、その次の日も献立の報告は続く。
ダメだ・・苦笑^^;

本当は本を読んでもらいたかったのです。今はゲームという魅力的なお道具があって難しいのですが。
読書の醍醐味はいろんな世界の疑似体験が出来、そこから得られる知識や感動ではないでしょうか。
それがどれだけ自分の巾を豊かに拡げてくれることか。
息子がひとつでも、心に残る本に出会えたなら・・

そんなある日、学校から帰るなり「あー、悲し過ぎ、悲し過ぎるー!」
何事かと思えばそれは、教科書に載っていたストーリーがあまりにも悲しいものだったから。
何はともあれ、読んで感じる心があったのだと安堵したのでした。

私はやはり感性というものを大事にしたいのです。

こども達は皆、二歳半位から幼稚園に入ってますが、面談で先生にこんな質問をしてみました。

幼児教育で一番大切な事は何ですか?

先生は軽く微笑んで答えました。  LOVE

LOVE!  それは全く予期しない答えでした。しかし、その四文字にすべての思いが込められているのは私にも伝わりました。

愛、この感性を司る脳という機関も又、体の一部という事実。
この脳を含めた体が健康である以上、母親の幸せな笑顔は子供の心の満足を呼び、それは又、他者への愛へと繫がれていくでしょう。

心の充足感は、すなわち明日を生きるエネルギーの源です。

其の為にも、家庭の要となる女性は、本来の在るべき姿の健康に回帰すべく新たな道を探そうではないですか。こども達の未来の為に。

船出

2014-01-03 16.37.52
明けましておめでとうございます。

カウントダウン以来ですが、2013年もようやく幕を下ろし去って行きました。

万歳!!

実のところ、古い問題の再燃もあり、私の2013年は、なかなか手ごわい一年でありました。

桜の花の散る頃には、息子から風疹をもらい寝込みました。(この歳で・・!)
まあ、なんとついてないのだと暗澹たる思いでしたが、ベッドで手にした本 イザベラ・バードのハワイ紀行は、清新な風を吹き込んでくれたのでした。

暗い寝室にいながらにして、ハワイの自然の美しさ、火口の神秘、植物の息吹きが、まるで眼の前にあるように感じられたのです。
100年前のイザベラ・バードの転地療養の旅は、そのまま現代の私の精神を含む肉体の回復への旅でもありました。

一体、毎日、何故こうも忙しく余裕が無いのだ・・・
よーく考えれば、あらゆる雑事に追い立てられる自分がいる。時間は大事だ。

更に、古い問題の再燃は、根本から解決していないが由の再燃だ・・・
原因は自分の内に、考え方にあり・・と至ったのでした。

風疹で伏せった十日間という時間は、深く内省する為の又とない機会だったわけです。

また、私の危機を察してか友人達が手を差し伸べてくれました。
優しい言葉をかけるだけでなく厳しい叱咤もあり、これは本当に私を立ち直らせる格好の愛の鞭でした。

2012年以来、身内の助けこそありましたが、ひとり仕事をしていた私は、ここで初めて同じ方向を目指す仲間の存在の有難みを実感しました。

今までは、仕事の形を整えることに精一杯の毎日でしたが、2014年は、それと並行して、お客さまや仲間と情報のみならず、様々取り巻く物を共有して行きたいと願っています。
何故なら、2013年、私自身が体感、実感したように、真の健康、安らぎに辿り着く為には、単に良さげな薬、食品など口にするだけでは到底叶わないであろうと考えるからです。

私達を取り巻く、現代の生活環境、因子が多種多様に影響を与えている以上、それらを深く掘り下げて見直して行く必要があります。
これは、未来に繫がる重要な課題です。

簡単ではないかも知れませんが、これは2013年が私に残していった置き土産なのです。

今、ここを船出とし、長い航海に出ようと思います。。さあ、出航のドラを鳴らそう!
免許なんてない。立派な羅針盤もないけれど!

究極のお断りは?

ゆく年来る年

12月は何かと忙しない月ではあるけれど。
前にも書いた、保険の仕事をしているSさんのことが、どうしても気になり、忙しい中、先日、出て来てもらいました。

まずは、緑内症、心配していた眼圧も大丈夫ということで、いよいよ本題に。

前回、私が彼女から聞いたストレスの中身は、何人もの人から借金を申し込まれ、断れない事。
ほとんど返らないこと、更にお付き合いや義理に絡んで、毎月4件もの健康食品を定期購入しているとのことでした。
人の良いSさんも、ここまで経済的な負担が重なると、それは大変なストレスですよね。

確かに、親しいお付き合いの中での貸し借りあるでしょう。
でも、Sさんのはどうも違うように見えます。
現に彼女はそれが原因で具合が悪くなったのではないかと危惧しています。
彼女にも2014年に向け、新たな目標や希望があり、仕事への抱負も語ってくれました。

私は、これを契機にいらない義理や、悪意なお付き合いの関係を思い切って絶つよう進言しました。
私と違って、彼女はフルタイムで仕事をこなし、母親の介護もしています。もう、そう決心するにちょうどいい機会だと思うのです。

とはいえ、優しい彼女のことです。断り切れるのか、私は心配・・・

今夜は大晦日で紅白歌合戦ですが、究極のお断りのパフォーマンスを披露したサザンの、あの桑田圭祐をいつも思い出してしまうのです。
ある年、サザンが出場ということで楽しみにしていたのですが、彼は何と大御所 三波春男の出で立ち、和服姿に白塗りの顔で「お客様は神様ですー」なんて連呼したものだから。
もちろん、翌年のオファーは無いですよね。(笑)
(NHK怒り心頭だったとか・・・のちに週刊誌で読みました)
ストレートに辞退せず、茶目っ気でお断り同然のパフォーマンスを披露するあたりは、これも彼独特のセンスなんでしょうね。

普通な私たち、彼女がこれからどう断る姿勢を立てていくのか。
カウントダウンの横浜港の汽笛を聞きながら、祈りましょう。
ゆく年よ・・・悪縁共々連れて行け!

ハマのヒロシはスーパースター

今年もヒロシ
昨夜26日の大忘年会パーティーで、横浜の2013年は締めとなりました。

もうかれこれ参加して20年近くになるでしょうか。

ヒロシ&キーボーと言えば「3年目の浮気」ですが、既にTV画面から遠ざかっていた彼が、年に何度も集客しコンサートを開くのを、よくこなしているものだと、失礼ながら感心していたわけです。

それが、ここ数年の黒澤さん、実にいい感じに進化して来てるんですよ。

中央のダンスフロアは年々踊るひとで狭くなり、老若男女が上は90歳のおじいさんまで!

2013-12-26 21.55.04

秋口だったか・・・私、黒澤さんに言いました。

“ずーっと長いこと何気に参加してきたけれど、最近になって、黒澤さんの継続する力に本当にしみじみすごいなーと感心してます” と。

なんだって今になり、私の口からそんな言葉が出てくるのか・・・

何と言われようと、Myスタイルを貫く姿勢に正直、負けた・・・って感じかな。

そんなこんなで、不器用なくらい真面目一直線な黒澤さんの熱いステージで、今年も大忘年会となったのでした。

私たち、今まで、大人しく座ったままでしたが、来年はフロアで皆踊ろうと約束しました。

仲間も増やして:)

黒澤さんに負けていられないです。

来年、私は私たちのステージを作ろう!

かくして2013年は去って行く・・・(^^)/~~~

子宮に忘れ物

子宮に忘れ物

時々 こんな記事を見かけるけど。

開腹手術の際にお腹の中にタオルを忘れてしまったというのを新聞で読んで。

そんな、他人事のような話

 わたしにもあった あった・・

末っ子を出産して、半年後。

それは、突然産まれた! いえ、出て来た。  

何だか分からず、拡げてみると30㎝四方もあるガーゼだった。

半年も子宮の中にありながら消毒薬の匂いプンプン。

驚いた私は、産院に駆けつけて、それを見せた。

婦長さん、顔色が変わった。

どうも、” 招かれざる客 ” って感じな私。

診察室に入ると、先生は熱が出なかったか?と何度も聞く。

“全然ないです。” とわたし。

先生、” おかしいな・・異物があると熱出るんだが、おかしいな・・おかしいなぁ・・” を連発するばかり。

本当は、先ず言わなければいけない言葉を、先生 避けているなあと察して、わたしは産院を後にした。

何かあれば、訴えられるご時世で、それも大変かもしれないけれど。

寂しいもんです。

それにしても、私の子宮よ。

6度のお産に耐えた上に、体に熱も出させず、

コロコロに丸めたガーゼを遂には外に出してくれて本当にありがとう!!

丈夫で良かった。

健康は、お守りです。

全然違う話ですが、本家 白い巨塔のニヒルな魅力の財前教授 。 田宮二郎 素敵でした♪

Jazzyな夜

Jazzyな夜

ヴァイオリンは、よく官能的な楽器と言われるけれど。
わたしの中では、クラシック音楽の端正な美しさでもって聴かされてきたものだから、ちょっと官能という部分では、入るスイッチが違うのだった。

ある夜、夫のお付き合いで(お義理モード・・) イタリアンのお店に出向くことに。
その店の木製の扉のなんて重厚で大きいこと!

日本離れしている。

食後に演奏があると聞かされて。。
あら、そのスイッチ入らないヴァイオリンだヮ・・
ただ、ジャズという領域がわたしには未知数だ。

かくして、ワイン片手に演奏が始まったのだが。
一曲も終わらぬ内から、その自由闊達なjazzの旋律に魅入られ、めまいのような感覚を覚えてきた。
それは、ワインのせいでなく、誰だろう。。
幻のように立ちのぼってくる姿?
あぁ  もうこれって立派に官能の領域だ。

誰かって・・?

それは、韓流スターでも、どこの誰でもいいではないか。

音楽は熱い癒しと前に書いたけれど、内に眠るこういう感性を引っ張り出されるのも悪くない。
幾つになっても、感覚は大事にしたいんです。

そのお店のオーナー、実は長男が幼稚園の頃のママ友でもあった。
20年も前、ご主人が急逝、彼女のここまでの道のりには色んな苦労もあったと思う。
今、屈託のないおおらかな笑顔を見ると、乗り越えて来たであろう人の底力を感じるのだ。
そして、そこへ集う人々も、皆おなじ時間を共有し、心から楽しめる大人の余裕を持ち得た人なのだ。

そのヴァイオリン奏者 寺井尚子の素晴らしいのは間違いない。
しかし、あの場には、確かに琥珀色の温かい柔らかさがあった。峠を幾つも乗り越えて来た人だけが知る人生の隠し味のようなもの。そんな言ってみれば、Jazzy な人々のオーラが充満し、官能とも云える特別な夜へと誘ってくれたに違いない。

もし、あなたの心の真ん中に、マイナス負の感情が陣取っていたら、すぐに遠く隅っこのほうに引っ越しさせよう。

なくすのが難しいのはわかる。

心の真ん中にドーンと置くべきは、やはり幸福感や夢や希望に繋がるプラス正の要素であって欲しいのだ。

物減らしの断捨離の本が相変わらず売られているけれど、本来の目的の内なる精神の断捨離に早く取りかかろう。
それは、誰でもない、自分にしか出来ない作業です。
そして、その向こうに、自由闊達なJazzy なあなたが待っているとしたら?

あの店の重たい大きな扉をグイと押し開き、入って本当に良かった。

出会いは、Jazzばかりでなく、新たな人とのご縁も頂きました。

又、ひとつ。

喜びという石を、心の真ん中に置いてみよう。

姑の昔ばなし

姑は傑女だった。

もう、他界して10年余りになる。

ご機嫌な時には、よく昔ばなしを聞かされたものだ。

これは、義母が島根県の山あいの小さな町に暮らしていた頃のこと。

山菜を採りに、山に入った所で、大きな蛇に遭遇してしまったのだ。

青大将だ。蛇は、鎌首持ち上げ、追いかけてくる。

驚き慌てて山を駆け降りるが、身重の身には辛い。

流産してしまった。

昔のことで、医者も近くにいない。
出血に、晒しの布を幾重にもあてがうが、なかなか止まらない。

顔は血の気が失せ、蒼白くなってゆく。

そこへ、ご近所のお婆さんがやって来て、教えてくれた。

”  血、作るのに、ホウレン草をたくさん湯がいて食べたらいい。”

言われたとおりに、義母は大鍋でいくつもホウレン草を湯がいて食べたとか。

確かにホウレン草は、ビタミン、葉酸が豊富、鉄分も多い。
貧血には、ぴったりな食材と言えよう。

その当時の暮らしの中で、野菜がクスリに替わる位置ずけとしてあったことが。

ごく当たり前のようにも、意外なようにも私には思えたのです。

その後、ホウレン草は、アニメ ポパイの登場で、スーパーフードに。

” Popeye  the  sailor  man~♪”

IMAG1923

誰もがホウレン草を讃えた(*^ー^)ノ♪

続く。