眠れる言の葉

子供も6人もいれば、性格もそれぞれ、見事に違うものです。

 

育てるのに、どんな子が樂だったかと言えば。。

「要求をはっきり 口にする子」

反対に、要求を表に出さない子には、ついつい我慢をさせたと思う。

その時は、分からなかった。

 

一昨日、三女と諍いになり、言葉の応酬をしているうちに、お互い誤解があるのに気がついた。

何せ、わたしたち、二人とも、口が重いのです。

 

それでも、言葉にして語った分は伝わったのか、次の日、素直に謝ってくれた。

それは、やはり嬉しいものです。

 

この娘は、一年ぴっちり母乳で育てた子でしたが、その密接感も彼女の記憶の中にあろうはずもなく。

どちらかというと、デザインや制作で自己表現をするタイプ。

そして、私はと言えば、忙しない家事、家族の世話をこなすこと、体現すること。

それだけが私の主張だったのかもしれない。

 

今日、横浜から東京に向う電車の中。

外の風景を見ながら思った。

長い間、どれだけ言葉というツールをなおざりにしてきたことか。

口から出せず、しまってきたことか。

 

車窓のドンドン過ぎていく風景は、そのまま私が見過ごした時の流れでもある。

 

胸のうち、奥深くの湖に、さざ波をたてよう。

そうして、水底から上がっておいで、眠れる言の葉たち。

もう魔法は解けたのだから。

 

 

 

 

 

 

 

健康は貯金

その日は、冷たい雨降りで。。けれど、行かねば更新できない!

そう、運転免許の更新なのです。

視力検査を終えると、待っていたのは二時間の講習。

ああ、又、堅苦しい講義が始まるのだ、、

と、その日の講師は私の予想を裏切って、滑らかに、なかなか話が面白い。

その中で、「負の成功体験」という言葉が出てきました。

つまり、私達が一時停止や、左右確認など、ついついおろそかに行い、何事もなく済んでいるうちはいいけれど、その負の成功体験が重なれば、いつ事故にあうやも知れぬのだと。

思わずテキストの裏表紙に、急いでメモしましたね。

多分、あの場所で、メモしたの私くらいでしょう(笑)

 

「負の成功体験」 に甘んじるな という戒めですが。

まあ、大丈夫、これくらいいいだろう・・という日々の積み重ねは、人生のあらゆるシーンで大きな悔いと成りかねないわけで。

確かに、思いあたること多々あります。ありましたね。。

 

身近な健康のもとである、食。

大事でありながら、これほど人によって意識が違うのは何故なんでしょう。

 

三人がそれぞれ、胃がん、糖尿を患いながら、揚げ物、スナック菓子等を夜食に徹夜マージャン。

胃を切っても、後は、気に掛けない方もいます。

 

そうかと思えば、丈夫でないのを将来に備え、まめに栄養に気を配り、日々注意を怠らない人がいます。

意識のアンテナが高く、本当にからだのいいことをよくまあ、調べて実践するものだと、感心するばかりです。

わたしが、いいなと思う点は、それが情報の受け売りでなく、彼女が芯から納得したことを、掴んでいることです。

自分に合った整体を探すのに、何か所も訪ねたとか、生姜の粉末を紅茶にいれて、体温を一度上げるのに二年かかったとか。

簡単には諦めない。

今日飲んで、明日すぐどうなるという計算がないのだ。

 

そんな七十代の彼女がたどりついた結論は、おおかたの病気の根源は、血管の汚れにあると。

非常にシビアな彼女が、水溶性ケイ素を選んだのには、そんな理由があったのでした。

やはり、先天的に除脈のご主人とふたり仲良くゆっくり、毎日飲むのだそう。

観察眼の鋭い彼女が、どんな変化を見つけるのか、とても楽しみ。

 

悲しいかな、人は倒れて初めて気がつくもの?

負の成功体験に甘んじている人と、正の成功体験だけを積み重ねようとする人。

長い人生の間、どれだけの開きがあるか、明らかですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春一番

「夏の香り」 という素敵な韓ドラありましたが。

春は、香りというより、ふわーつと訪れるものかな。。

 

昨日、たまたま成田にいましたが、春の嵐に遭遇、いつもののどかな風景は一変。

山から舞い上がる土埃が猛烈に吹きすさび、視界はあっというまに、茶色一色、砂漠のよう。

ビルや建物がないから、そのまんまの春一番、

自然のたくましさ、神秘な美しさ、畏れは、ぎりぎりのところで共存しているらしくて

わたしは、ヨコハマの我が家に戻り、ほっと、したのでした。

 

時計が二時をまわり、思い出した。

一週間前、ご近所の方と立ち話になり、不意に聞かれたのでした。

「あの、、聞こう、聞こうと思ってて・・・ なんかすごくお元気そうで、、、お忙しそうなのに疲れて見えないし。

いったい、何か飲んでるんですか?」     心の声・・・飲んでますよー!!!

「お教えしますよ、早く聞いてくださればいいのに~ ^^ 。 」

 

聞けば、テレビ通販でいくつか購入、試したとか。

免疫アップとか、美肌にも関心があるんですね、これはもう、聞くまでもない命題なのです。

そこで、マイブランドの酵素、これは味見用に一本、そして、水溶性ケイ素サンプルを試してもらうことにしました。

 

それで、約束の一週間後となったわけです。

なんだかわからないんだけど、何か力が出てきたような。。。朝、起きた時、いつもよりうれしい感じがする。(不思議、素直!)

なので、もう少し試してみたい、というのが彼女の感想でした。

肌にもつけたり、用途が広いので、「まるで魔法の水ね・・」そんな言葉が彼女の口からこぼれたりして。。

 

強烈ではないけれど、その何だかわからないカラダの中の目覚めに気が付いて、、

日々、積み重ねることで、私達の体、意識はさらにどう変わりゆくでしょう?

その新しい目覚めが彼女の春一番。

 

私を見て、何だろう?何か特別なものを飲んでるのでは?と思わせたなら。。

そのエネルギーが自身の内側から発散していたというのなら。。

気付かせてくれた彼女の問いかけは、まさに嬉しい春一番。

それならば、理屈ではない無言のエネルギーでもって、、もっと、もっと、悩める女性たちの目覚めを呼び起こしてみたい。

そうして、もっと、もっと、女性たちはいくらでも健やかに美しくなれるのです。

 

 

 

約束の一週間後iなり、

 

 

五万円もした漢方薬

今日は、ちょっと嬉しいことがありました。

去年の秋、試しに酵素ドリンクを飲まれたお客さまが、良かったので3本くらい注文したいとのことでした。

もちろん、それは嬉しいのですが、数か月経ってましたし、あーっ・・・という感じでした。

住所、電話番号など伺い,ひととおり説明を終えたその時、電話口の向こうで、その方は言われました。

「五万円もする漢方薬を飲んでも治らなかった便秘が、それ飲んですごく調子いいのよね~。だから、もう少し飲みたくて!」

言葉が、うれしさで弾んでいます。

お客様にしてみれば、五万円も・・というところに、力が入っていたのは当然でしょう。

その時、私は、自分の嬉しさの質がいつもと違うことに、気が付いたのです。

商品が評価されたから?

何だろう、このときめく気持ち。。

 

想い起こせば、二年前、この酵素に出会って。。素晴らしさを体感して。。

経験のない主婦が起業するきっかけとなった商品なのです。

免疫が云々より、何より、体調がいい、だるさがなくなった。お通じは良くなる、嗜好は変わる。。

肌がきれいに、髪に艶が・・と人が言う。

この体感した事を、、どんな言葉で伝えよう。。ずっと、考えてました。

 

やはり・・実際にお客様が飲んでみて、こんないい変化があった、良かった!と。。

感じてくださるのが一番なのです。

そんな体感から湧き上がる言葉を、わたしは聞きたかったのだなあ・・と思いました。

 

原点は酵素でした。

その上に、不思議なご縁で、ケイ素というものが、繫がっています。

お客さまには、又、うれしい驚きを差し上げたいと願っています。

それは、又、わたしの心をも、ときめかせるに違いありません。

 

 

 

 

 

 

 

良かったね

こんな内容の投稿を読んで。。

これは、重度のアトピーのお兄ちゃんとその家族の話です。

或る日、弟が学校でいじめにあいます。
理由は、ファミレスに行ったことがないから。
お兄ちゃんが重度のアトピーなので、食事制限があり外食が出来ないのです。
両親は弟の為に家族でファミレスに行くことにしました。
弟にはお子さまランチを。お兄ちゃんには家からタッパーに入れて持参した食事がありました
店員に事情を話し、食べさせてよいか尋ねます。店員はタッパーを受け取り行ってしまいました。
母親が諦めた時、それは表れます。
きれいに盛り付けられたお子さまランチとして。

良かったね。本当に良かったね。
ファミレスにみんなで行って、兄弟揃ってお子さまランチ食べられて。
本当に良かったね。

普段、食べたい物も我慢して、痒くてつらかったり、眠れなかったり、心無い言葉に傷ついたり。

こんな家族の話を読んで、様々、人は口にしますが。。

こんな飛び切りうれしい計らいがあったのなら。
迷いなく良かったねと、素直に共感してあげたいではないですか。

その先に、人の知恵や見解が初めて生かされる場所が生まれて来るのだと思います。又、そうあって欲しいのです。

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言葉は七変化

あかさたな・・50音の文字で、言葉はいかようにも。

いかようにも姿を変える。

21日朝、BSの番組で作詞家 岩谷時子の世界をみました。
歌手  越路吹雪のマネージャーとしても知られた方でもあり、シンブルな言葉で美しい世界を紡ぐのが彼女の世界。

番組をみていて気がついたのですが、多分歌詞の魅力がメロディーを引き立てているのかもしれません。

何とも幸せな朝のひととき。。

反対に、たくさんの言葉の応酬、それがどれだけ人々を疲弊させていることか。

言葉はしばしば、人に投げつける石に姿を変えていますね。
それこそ、クズとして屑かごに投げいれよう。

言葉は、いつまでも人が心に留め置く宝石になりたいと願っているに違いない。

夢や希望や愛という名の数々に。

夜明けのうたは、東京オリンピックの年、昭和39年に書かれました。

http://youtu.be/brSKs6SwqQU

そして、キリンもしんだ

最近、アムステルダム動物園の話が物議を呼びましたが。。

頭数制限をしないと、成育環境がベストに保てない。最高の環境を整えることが動物の幸せに通ずる。なので、必要頭数以上の動物は痛みも何も感じさせず、瞬時に銃殺、その死骸は、教育の為、解体するのだとか。
たまたま、CNN の放送で、園長とアナウンサーとのやり取りを見てました。
園長の考えというのは一貫してぶれてない、徹底して一貫してましたね。

もともと、狩猟の文化があれば、動物を銃で撃つことは、日常あるでしょう。それが、生活手段であれば尚のこと。という論説もありました。

こないだ、こんな歌を聴きましたよ。北欧の昔から伝わる猟師の唄。

♪お前を撃つけれど、仕方ない。
お前が私たちの領域に入ってきたのだから。。仕方がないのだ。

私はお前を喰らう。
わたしは、お前の素晴らしい視覚が欲しい。

私はお前を喰らう。
わたしは、お前の素晴らしい聴覚が欲しい。

私はお前を喰らう。
わたしは、お前の素晴らしい味覚が欲しい。
・・・・・・

唄は、延々、熊の野生の力を讃え、続く。

それは、撃ってしまった野生の熊に寄せる畏敬と哀悼の念に溢れていた。
遠い北欧の唄は、東洋の違う文化のわたしの心の奥底まで共鳴してくるのでした。

今、何が正しいかの前に、人が忘れてしまったものがある。
そう思えてなりません。

だから、いくら理屈が通っても、心が通せんぼしてしまう。

トンキーの絵本は、ご近所の絵本作家の田辺さんに頂きました。
言葉少なく優しいおじいさまです。

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絵本のあとがきに、戦争中のことではありますが、、何の罪もない動物を殺処分しなければならないその苦悩、又、人間の友だちとして大事に飼っている動物、という記述があります。

もし、田辺さんのおじいさまが、アムステルダム動物園のキリンのお話を書くとしたら、どんな絵本になるでしょうね。

第三の眼

人は自分を知らない。

こんな事、言っていた占いのおじさんいました。

確かに、自分のこと解っているようで、案外解ってないものです。

 

こどもの事も同じです。

親は意外に子供のこと解ってない。

大事なこと見過ごしたり、逆に、心配が取り越し苦労だったり。

その、舵取りを間違えるとたいへん。

 

やはり、何と言っても、常に平常心でもって、こども達を観察できる眼。

毎日変わらない日常風景の中に、微妙な変化をキャッチ出来る直観。

よくいう、第三の眼の役割は大きいものがあります。

 

第三の眼とは、松果体。

松果体は、ケイ素です。

雪

大雪で、メディアは交通マヒのニュースばかりだし、聞いてるみんなも大変、たいへん、大変だあ。。

出掛けたパーティーで、こんな詩のような言葉をご挨拶にちりばめた方がいました。

天使が空から舞い降りる。

帰り道、ふわふわの新雪に足を取られ、雪まみれに歩いていたら、そのまま雪の中にからだを投げ出してもいいなあと思った。

翌朝には、溶けてなくなるとわかっていたから。

はかなさと永遠。

こんな降りの夜には、やっばりこの映画、このシーンを思い出してしまう。

産声

学生時代、音楽美学という授業があって・・

「赤ちゃんの産まれる時の泣き声は、Aの音なんですよ。」と。
Aとは、ドレミファソラ・・の、ラの音。

私たちはラの音で産声をあげたのか。
何とも、不思議でよく覚えています。

産まれたばかりの、子猫のニャーニャーという鳴き声がうるさいと、保健所さんを呼び捕獲を頼んだご近所さんがいるけれど、母猫は無言で子猫をくわえ、逃げたという。

その人の人生に何があったかは知らないけれど、かつて、Aの音でこの世に生まれ出た感覚を、彼は忘れてしまったのでしょうか。
まだ、母猫のお乳を飲んでいる子猫を仕掛け檻で捕まえて、山に捨てて来たというのだから。

色んな理屈を並べたてる彼の言葉の行き場も捨て場もない。

弱い立場の動物達はみんな押し黙るばかり。
人間の都合で好き勝手されたら、堪ったものではありません。

「雷が好きです。スカーッとするんですよ。」
先生、そんなことも言ってましたね。

モーツアルトが死んだ日も、シューベルトが死んだ日も雷だったって。

わたしは、やっぱり雷神様を、信じるかな。

驕った人間さまの頭上で天高く、ゴロゴロ、ピカーツとやって欲しい。

Aの音でもって、忘れちまった感覚を、ドドン ドドンと揺らしてほしいのです。